2015年03月17日
LDS(リビングデッドスペシャル 118)

私がもっとも好きなルアーの一つ。
バーンズのLiving Dead Special(以下LDS)と言えば、
九頭竜川で有名なナチュラルドリフトの釣りですよね。
簡単に言うと、渓流のドライフライの釣りをシーバス+ハードルアーで
再現するような釣り。
LDSのすごい所は「釣れた」じゃなくて「釣った」という感覚が
味わえること。
ただフルキャストして巻いてたらヒットして釣れた・・がない。
ちゃんと狙った場所に投げて、意図したように動かす(流す)
ようにしないとシーバスが釣れないんですよね。
これはすごいことです。
LDSといえばナチュラルドリフトの釣りが代名詞になっていますが、
ここではナチュラルドリフトの話はしません。
実は私のホームの羽咋川がほとんど流れのない川なのでドリフトが
できないんです。
ナチュラルドリフトでの使い方を知りたい人は、九頭竜川でLDSを
使っている人のブログを御覧ください(^^;)
私が羽咋川でLDSを使うときは大半が「ボイル撃ち」です。
羽咋川だと、7〜8月に15cmくらいのイナッコの群れが河川内に入り、
それを追いかけるシーバスによってボイル祭りになることがあります。
そういう時はミノーを普通に引いてもなかなか反応が取れません。
(上手い人は釣ってますが私に釣り方がわかりません ^^;)
そういう時にはむやみにルアーを投げずにボイルを待って、
ボイルしたポイントにすかさずLDSをキャスト、着水後に軽くジャークします。
すると最初のアタックで失神したイナッコのように見えるのか、
ガツン!と派手なバイトが出ます。
最初にボイルしたシーバスが反転して食ってきてるのか、
別のシーバスが食ってきてるのかはわかりませんが、
こういう時はルアー丸呑みでガッツリかかってる事が多いです。
完全にエサだと思って全力で吸い込みに来てるんでしょうね。
大野川でも似たようなボイル祭りを何度か見たことがあるので、
チャンスが有ればLDSのボイル撃ちを試してみたいと思ってます。
似たようなシチュエーション、たとえば運河や水路にイナッコが
溜まっててシーバスのボイルがあるような状況でもこのボイル撃ちは
効果があるんじゃないかと思います。
でもホントはガンガン流れる河川でLDSのナチュラルドリフトを
やってみたいんですけどね。
同じ石川県でも犀川ではLDSのドリフトで大物を釣ってる人がいますので、
機会があったらドリフトにチャレンジしてみようと思います。